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NISSAN CIMA HGY51 メンテナンス(12ヵ月点検・エンジン整備・足廻り整備・ATF交換 ※トルコン太郎 使用)

NISSAN CIMA HGY51 メンテナンス(12ヵ月点検・エンジン整備・足廻り整備・ATF交換)になります。


先ずは各部機能チェックを実施。
灯火廻りやエアコンの効きなどを確認していきます。

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エンジンルームの点検を行っていきます。
各油脂類の量や汚れなどの状態や、エアクリーナーの汚れ具合などを点検していきます。
今回エアクリーナーは汚れてはいましたが、清掃で問題のない状態でしたので、清掃にて復元。

エンジンオイルは汚れていましたので、エンジンオイルとオイルフィルターをセットで交換させていただきました。

その際、お車をとても大切にされているお客様ですので、
ワコーズ社のフォアビークルをおすすめさせていただきました。

フォアビークルは、エンジン内部の洗浄効果と、負荷の掛かる部分への油膜強化が目的の添加剤になります。
油膜が強化されることで、添加後はエンジンのメカニカルノイズが減り、滑らかなエンジンフィールとなりました。

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車両をリフトアップし下廻りを点検すると、スタビライザーのブッシュが切れてしまっていました。
亀裂がありますと、走りに影響するだけでなく、スタビライザーがガタついてしまい異音の原因にもなりますので、
交換をさせていただきました。

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お客様のご要望により、ATFの交換をさせていただきました。
ATFの交換は、オイルパンより抜き取り、抜けた分だけ入れ替える方法と、
ATのクーラーラインに機材を割り込ませ、循環させながら徐々に交換する方法があります。

今回は循環させながら交換する方法により作業をさせていただきました。
こちらの方法ですと車両に負担をかけることなく、内部のATFを確実に入れ替えることができるのが特徴です。

機材には、循環するオイルの状態が目でみてわかるようになっています。
まずはフラッシング用に赤いATFを使い、内部を洗浄。
内部のATFが黒く汚れた状態から徐々に新油の赤い色にかわっているのがわかります。

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次に、黄色味のある色が特徴のワコーズ社のプレミアムSを循環させていきます。
こちらのATFは耐熱性と酸化安定性に優れ、結果滑らかな変速が特徴のATFになります。

循環させていくと、赤色のATFから徐々に黄色へとかわり交換作業完了となりました。

交換後は変速が滑らかになり、軽やかな走りのお車となりました。

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各部を清掃しながら復元。
ブレーキ廻りに錆が出てきていましたので、一度錆を落とし塗装をさせていただきました。

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ロードテストの後、変速状態や異音がないことを確認。
各部最終チェックを行い作業完了となりました。

この度もご依頼いただき誠にありがとうございました。