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メルセデスベンツ C250 W204 メンテナンス(12ヵ月点検整備・足廻り整備・駆動系整備)

メルセデスベンツ C250 W204 メンテナンス(12ヵ月点検整備・足廻り整備・駆動系整備)


先ずは各部機能チェックを実施。
普段お客様が使う機能が正常に作動することを確認します。
また、メルセデスベンツ純正テスタにて各モジュールへの異常なコードの有無を確認します。

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エンジンルーム内の点検をしていきます。
エンジンルーム内の点検では、オイル漏れやホースに亀裂がないことや、
スパークプラグやエアクリーナーの状態を点検します。

冷却水の状態を測定すると、冷却水の性能が低下していましたので、
ワコーズ社のクーラントブースターを添加させていただきました。

こちらの添加剤は経年により失われる防錆・防食・消泡性能を復活させることができますので、
冷却水の交換サイクルを伸ばすことができますので、おすすめの添加剤です。

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車両をリフトアップし、下廻りの点検を行います。
下廻りの点検では、各ボルトに緩みなどないことや、ブーツやブッシュに切れなどがないことを点検します。

点検をしていると、スタビライザーリンクのブーツが切れてしまい、内部のグリスが出てきてしまっていましたので、
お客様へ状況をお伝えし、左右のスタビライザーリンクを交換させていただきました。

足廻りのブーツが切れてしまいグリスなどが保持できなくなると、可動部から異音が出たり、
ガタが出てしまい、最悪の場合脱落してしまうこともありますので、定期的な点検が必要です。

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デフオイルの交換歴がなく、確認するとデフオイルが劣化してしまっていましたので、
デフオイルの交換をさせていただきました。
デフオイルはエンジンオイル程のサイクルでの交換は必要ありませんが、
劣化してくると異音や故障の原因となりますので、定期的な交換がおすすめです。

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ブレーキフルードが劣化し、測定器にて測定すると、吸水率が上昇してしまっていましたので、
ブレーキフルードの交換をさせていただきました。
ブレーキフルードは走行距離が少なくても、経年により劣化してしまいますので、
2年(車検)毎の交換がおすすめです。

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清掃しながら整備箇所を復元し車両をリフトから降ろし、お車のコンディションを整え、
お客様の元へお車をお返しさせていただきました。

この度はご依頼いただき誠にありがとうございました。