ARTICLE

記事詳細

ASTONMARTIN V8 VANTAGE メンテナンス(12ヵ月点検・エンジン整備・ブレーキ整備・異音修理)

ASTONMARTIN V8 VANTAGE メンテナンス(12ヵ月点検・エンジン整備・ブレーキ整備・異音修理)になります。


先ずは各部機能チェックを実施。
灯火類などの基本的な機能から、幌の作動など車種特有のチェックを行い、
アストンマーティン専用テスタにて、各モジュールに異常なコードの入力がないかを確認します。
また、ロードテストを行い走行状態の確認も行います。
今回はロードテストにてブレーキの引きずりがあり、整備をさせていただきましたので、その様子もご紹介させていただきます。

845E791C-A9E5-4928-A3D5-4E12E1412BC8.jpg

DSC04413.jpg

DSC04403.jpg

DSC04406.jpg

0AFD8699-8843-42D0-B429-5A400ED80476.jpg
エンジンルーム内の点検を行います。
油脂類の量や状態や漏れなどの異常がないかを確認します。

DSC04419.jpg

DSC04422.jpg
車両をリフトアップし、下廻りの点検を行います。
タイヤやブレーキパッドの状態や残量を確認。
下廻りに緩みがないことを確認し、ブッシュの状態なども点検していきます。

DSCN0590.jpg

DSCN0592.jpg

C9C27C0B-6A62-4B8A-842E-E4D1120AD2AE.jpg

DSCN0593.jpg

DSCN0594.jpg

DSC04445.jpg

DSC04446.jpg
ロードテスト時にブレーキの引きずりがありましたので、
ブレーキキャリパーのオーバーホールを行わせていただきました。

ブレーキキャリパーには多くのゴム部品が使われており、年数が経過すると硬化してしまい、
本来の性能を発揮できなくなってしまいますので、定期的なメンテナンスをおすすめしております。

キャリパー脱着時にはブレーキホースを取り外す必要があるのですが、
旋回時などに回転部などに干渉しないよう、取り付けの角度がシビアに決められております。

弊社では、アストンマーティン専用工具の使用により、
マニュアルに定められた手順での確実な取り付けを行っておりますので、安心してお任せください。

DSCN0588.jpg

DSCN0589.jpg
お預かり時のご用命にて
“旋回時に異音がする”
とのことでしたので、診断をさせていただきました。
調べてみると、サイドブレーキキャリパーのボルトの歪みが原因でサイドブレーキパッドが引きずっており、
異音が出てしまっていましたので、サイドブレーキキャリパーの固定ボルトを交換させていただきました。

DSC04424.jpg

DSC04425.jpg

DSC04426.jpg

DSC04428.jpg

DSC04429.jpg

DSC04438.jpg
エンジンオイル・オイルフィルターの交換をさせていただきました。
V8 Vantageはドライサンプ式になりますので、各所からオイルを抜き取ります。
この際、ストレーナーなどを清掃し、サンプワッシャーやOリングなどはアストンマーティン純正品へ交換します。

DSCN0585.jpg

DSCN0586.jpg

85B92067-E3AA-4511-BD48-109950DCAC17.jpg
最後にワイパーリフィールの交換やバッテリーのコンディションなどを整え、最終チェックを実施。
異常がないことを確認しお客様のもとへお車をお返しさせていただきました。

この度は御依頼いただき誠にありがとうございました。

コメントは受け付けていません。