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メルセデスベンツ CLS55 AMG W219 エアサス診断・修理

メルセデスベンツ CLS55 AMG W219 エアサス診断・修理になります。


車高が下がり上がらなくなってしまったということで、お客様より修理のご依頼をいただきました。

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早速車両を確認すると、外観は4輪共に車高は下がりきってしまい、
メーターには
“シャコウガ アガリマス オマチクダサイ”
“テイシャ、シャコウガ ヒクスギマス!”
など、車両の異常を示すメッセージが点灯していました。

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メルセデスベンツ純正テスタにてエアサスに関する故障コードの読み取りを実施。
左フロントエアサスペンションの異常を示すコードが入力されていました。

テスタの機能により、任意で各エアサスペンションにエアを送り込み、
車高の上がり具合や内圧の状態を確認すると、
左フロントのエアサスペンションがある程度の高さになると”シュー”という空気が抜ける音と共に車高が下がってしまい、
エアサス内部の圧力値も下がってしまうことを確認。
エアサス本体の不具合と判断し、お客様にエアサスペンションの交換にてご案内をさせていただきました。

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お客様より承認をいただきましたので、部品到着後すぐに交換作業をさせていただきました。
エアサスペンションからエアが漏れていた影響で、コンプレッサーが稼働し続けてしまい、
コンプレッサーの吐出力も低下してしまっていましたので、同時にコンプレッサーも新品へ交換。
コンプレッサー交換時にはコンプレッサーリレーも同時の交換がおすすめですので、
こちらも交換させていただきました。

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交換後は故障コードの消去を行い、純正テスタにより車高など各種調整を実施。
ロードテストにて走行に異常なく、故障コードの再入力がないことを確認。

最後に車高が下がりすぎて損傷してしまったボディの一部を修理し、
お客様の元へお車をお返しさせていただきました。

この度もご依頼いただき誠にありがとうございました。

BMW ALPINA G30 D5S 低ダストブレーキパッド交換 ホイール洗浄

BMW ALPINA G30 D5S 低ダストブレーキパッド交換 ホイール洗浄になります。


お客様よりブレーキダストが気になるとのことで低ダストタイプのブレーキパッド交換と、
ホイールの超音波洗浄のご依頼をいただきました。

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今回はお客様のご要望でDIXCELの”M type”という、
ダスト低減に特化したパッドへ交換させていただきました。

純正パッドを取り外した後は各部を清掃、
社外のブレーキパッドでは鳴きが出やすい物もある為、
鳴き防止の処理を施し、キャリパーの組付け時には適正なトルクにて組付けさせていただきました。

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低ダストブレーキパッドを取り付けたということで、ホイールの超音波洗浄もご依頼いただきました。
こちらのホイール洗浄機を使うことにより、入り組んだ場所も隅々まで汚れを落とすことができ、
新品の様な美しさになりますので、おすすめのメニューとなっています。
施工できないホイールなどもありますので、詳しくはスタッフまでお問合せください。

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最後にホイール取り付けの際、ハブセンターに錆がでていましたので、
錆を落とし錆止め処理を実施。
ホイールを取り付け、ロードテストによりブレーキ鳴きなどの異常がないことを確認。
ブレーキの効きも違和感なくダストが大幅に減り、お手入れがしやすいお車になり、
お客様の元へお車をお返しさせていただきました。

この度もご依頼いただき誠にありがとうございました。

アストンマーティン DBS チェックエンジンランプ点灯 修理

アストンマーティン DBS チェックエンジンランプ点灯 修理になります。


お客様より、80Km/hぐらいから加速すると警告灯が点灯しエンジンが不調になり、
エンジンを掛けなおすと復帰する。
ということで、修理のご依頼をいただきました。

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お車を預からせていただき、ロードテストを行うと、アクセルを踏み込むと不具合が発生。
メーター内に”ハイキシステム ハヤイジキニ テンケンヒツヨウ”や”ハイキシステム タダチニ テンケンヒツヨウ”
というメッセージが出ましたが、エンジンを掛けなおすとすぐに症状はおさまり復帰しました。
工場へ戻り診断を進めます。

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アストンマーティン純正テスタにてエンジンの故障コードを読み取ると、
アクセル開度に関する故障コードが入力されていました。
スロットルバルブを取り外し、純正テスタの機能により、
スロットルバルブとアクセルペダルの電圧をリアルタイムで表示し観察します。
すると、一定のアクセル開度から電圧が左側のみ急激に乱れ、
フェールセーフにより左側のスロットルの作動を強制的に停止していることがわかりました。

その後、スロットルボディ本体の状態を確認するも、異常がありませんでしたので、
アクセルペダルの出力値の不具合と判断。
お客様へ状況をお伝えし、アクセルペダルを注文させていただきました。

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アクセルペダルが届き交換を実施。

取り外したアクセルペダルは交換後分解。
内部の基盤が損傷してしまっていました。

交換後は、出力値の異常もなくなり、ロードテスト後のコードの再入力もなく、修理完了となりました。

この度もご依頼いただき誠にありがとうございました。

BMW Z4 E89 メンテナンス(車検整備・ポジションランプ交換・ブレーキパッド交換)

BMW Z4 E89 メンテナンス(車検整備・ポジションランプ交換・ブレーキパッド交換)になります。


まずは各部機能チェックを実施。
灯火廻りやエアコンの効き具合など、普段お客様が使う機能が正常に作動することを確認していきます。
また、BMW純正テスタにて各モジュール内の故障コードの有無を点検し、お車の状態を把握します。

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灯火のチェックをしていると、ポジションランプ(通称イカリング)が全体的に暗く、左右に光量差が出てしまっていました。
このままでは車検も通りませんので、明るいランプをおすすめし、交換をさせていただきました。

交換後は、明るくきれいな白色で点灯し、印象も大きく変わりました。

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エンジンルーム内の点検進めていきます。
エンジンルーム内ではホース類の状態や、油脂類の漏れなどがないことを確認。
エアクリーナーの状態を点検したところ、比較的綺麗な状態でしたので、
今回は清掃にて対応させていただきました。
また、エンジンオイルは劣化していましたので、オイルフィルターと併せて交換をさせていただきました。

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下回りを点検していると、リアのブレーキパッドが摩耗してしまっていましたので、
リアブレーキパッドの交換をさせていただきました。
今回は、パッドセンサーがギリギリ断線する前でしたので、パッドのみでの交換となりました。

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車両をリフトから降ろした後は、ワイパーやエアコンフィルターなどの消耗品を交換させていただきました。

冷却水にはワコーズ社のクーラントブースターを添加。
こちらの添加剤は、経年により失われる冷却水の性能を補うことができる為、
交換サイクルを減らすことができ、お財布だけでなく環境にも優しい添加剤となっており、おすすめです。

また、燃料タンクには同社のフューエルワンを添加することで、
普段洗浄が困難な燃料ラインやエンジン内部の洗浄もしていきます。

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各部の点検後は、車検を更新。
ディスプレイに点検時期を知らせるサービス関連の実施項目をリセットし、
バッテリーなどのコンディションを整え、お客様の元へお車をお返しさせていただきました。

この度は、ご依頼いただき誠にありがとうございました。

ASTON MARTIN Vanquish 冷却水ホース劣化(ヒーターホース) 交換

ASTON MARTIN Vanquish 冷却水ホース劣化(ヒーターホース) 交換になります。


お客様よりエンジンルーム内のホースが膨らんでいるとのことで点検のご依頼をいただきました。

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早速診させていただくと、入庫時は温間状態だったのですが、
劣化によりホースが膨らみ膨張している状態となっていました。
また、冷間時に確認すると負圧により縮んでしまっていました。
このままでは、ホースが破裂してしまい大惨事となりかねない為、
お客様へホース交換をご提案。交換作業をさせていただくこととなりました。

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本国より純正のホースが届き、ホースの交換をさせていただきました。
新品のホースはつくりが改善され、圧力に耐えられるものに対策されていました。

弊社でも数台Vanquishの整備をさせていただいていますが、初めて確認した症状でした。
部品が対策されているということは、経年により今回の様な症状になり得るとのことだと思いますので、
もし、この様な状態が確認できた場合は、トラブルを未然に防ぐ為にも早めにご相談ください。

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作業完了後は、ロードテストを行い、冷却水のレベルを調整。
各部漏れがないことなどを確認しお客様の元へお車をお返しさせていただきました。

この度もご依頼いただき誠にありがとうございました。

フェラーリ F355 オーバーヒート診断・修理 (ウォーターポンプ交換)

フェラーリ F355 オーバーヒート診断・修理 (ウォーターポンプ交換)になります。


水温計がすぐに上昇してしまいオーバーヒートしてしまうとのことで修理のご依頼をいただきました。
冷却系統を診断していくと、冷却水が循環していなかった為、ウォーターポンプの故障を疑っていきます。

更に各所ウォーターラインの温度変化など診断を進めていき、ウォーターポンプの異常と判断。
ウォーターポンプ交換の為、エンジンを降ろしていきます。

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エンジンを車体から降ろし、ウォーターポンプを取り外すと、
ウォーターポンプのインペラが割れて分離してしまっていました。

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早速部品を手配し、交換をさせていただきました。
元々樹脂製のインペラだったのですが、今後安心して乗っていただけるよう、
金属製のインペラのウォーターポンプに交換をさせていただきました。

ウォーターポンプを取り付ける前には、エンジンを降ろしているので、
タイミングベルトカバーを取り外し、各部の状態を確認。
清掃を行い組付けさせていただきました。

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ウォーターポンプ交換後はエンジンを車両に載せていきます。
車両とサブフレームを締結しているボルトは大変重要ですので、
クリーニングを行い取り付け。
各部を復元し、車検のご依頼もいただいていましたので、
消耗品の交換やエアコン内部のクリーニングも行わせていただきました。

きっちりとメンテナンスされた状態となり、とても良いコンディションのお車となりました。

この度もご依頼いただき誠にありがとうございました。