ポルシェ 911(997) 車検整備・警告灯点灯 修理・ホイール洗浄(超音波洗浄)になります。
お客様より車検整備のご依頼をいただきました。
先ずは各部機能チェックを行い、灯火廻りやワイパー・エアコンの作動など
普段お客様がお使いになる機能が正常に作動することを確認します。
また、ポルシェ純正テスタにて各モジュール内の故障コードの履歴を点検。
PSM内にブレーキスイッチの異常を表すコードが入力しており、
お客様も過去にチェックランプが点灯したことがあるとのことでしたので診断を進めさせていただきました。
ブレーキペダルの踏み方によっては、
ブレーキランプが点灯しないポイントがありましたので、
ブレーキランプスイッチを取り外し分解。
内部の接点が一部焼けて接触不良が起きていました。
お客様へ状況を説明し、ブレーキスイッチの交換をさせていただきました。
エンジンルーム内や下回りなど、各部の点検を進めます。
エンジンオイルやブレーキフルードの劣化は少なく、
現状では交換の必要がありませんでしたので、今回は点検のみとさせていただきました。
その他、エアクリーナーは汚れてきていましたので、新品へ交換。
冷却水も専用の測定器にて測定したところ、劣化してきていましたので、
ワコーズ社のクーラントブースターを添加させていただきました。
こちらの添加剤は、経年により失われてしまう冷却水内の成分を補うことにより、
防錆・防食・消泡性能を復活させることができ、冷却水の交換サイクルを伸ばすことができますので、
環境にもお財布にも優しい添加剤となっております。
弊社では車検(2年)毎の添加をおすすめさせていただいております。
その他、各所を点検させていただき、ワイパーやエアコンフィルターなどを交換させていただきました。
ワイパーやエアコンフィルターといった消耗品は、直接走る・曲がる・止まるには関係のない部品ですが、
雨の日の視界の確保や、エアコンからの悪臭の予防など、
快適なドライブの為にも、定期的なメンテナンスがおすすめです。
お客様よりホイールの超音波洗浄のご用命をいただきました。
元々お車をとても綺麗にされており、綺麗なお車の印象だったのですが、
超音波洗浄を行うことで、普段手の届かないリムの裏側はもちろん、スポークの裏側や、
エアバルブの隙間、ホイールボルト取り付け部の穴の内部など細かいところまで綺麗になり、
新品のホイールの様な輝きとなりました。
ヘッドライトの高さなど、車検時に必要な箇所を調整し車検を更新。
故障コードの消去やバッテリーの充電など、お車のコンディションを整えお客様の元へお車をお返しさせていただきました。
この度もご依頼いただき誠にありがとうございました。
BMW 530i E60(E61) ヒーター効かない 修理になります。
お客様よりヒーターが効かず、吹き出し口から暖房が出ないということで修理作業をさせていただきました。
各所診断を進めると、この頃のBMWはヒーターバルブが原因でヒーターが効かなくなってしまうことが多いのですが、
ヒーターバルブの作動は問題なく、ヒーターバルブのバルブより先も温水が流れていましたので、原因から除外。
その先にあるヒーターコアの入り口と出口との温度差が顕著でしたので、ヒーターコアの詰まりと判断しました。
冷却水を抜き、ヒーターコアに洗浄液を循環させ内部を清掃。
4時間程循環させても汚れが出続けていました。
一度洗浄液を破棄し、再度新しい洗浄液で5時間ほど循環。
最初は多量の汚れが出てきましたが、後半は落ち着きましたので、
新しい冷却水を充填しヒーターを作動を点検。
吹き出し口より温風が出るようになり修理完了となりました。
この度はご依頼いただき誠にありがとうございました。
ASTON MARTIN DB9 Volante ブレーキ警告 点灯 ブレーキ整備・ミラーリングキット 取り付けになります。
お客様よりメーター内に”リア ブレーキ パッド コウカンジキ”というメッセージが出たとのことで、修理のご依頼をいただきました。
現車を確認すると、メッセージが出ている通り、リアのブレーキパッドの摩耗が進んでいる状態だったのですが、
フロントのブレーキパッドもあと少しで警告が出るギリギリの状態でしたので、
フロントのブレーキパッドも交換をおすすめさせていただきました。
また、リアのブレーキローターは摩耗が進んでおりましたので、
今回リアローターも同時に交換をおすすめさせていただきました。
まずはフロントブレーキパッドの交換を進めていきます。
警告がまだでておらず、パッドセンサー自体に傷みもありませんでしたので、
フロントはブレーキパッドのみの交換とさせていただきました。
警告が点灯してしまってから交換すると、ブレーキパッドセンサーの交換も必要となりますので、
定期的な点検と早めのメンテナンスがおすすめです。
続いてリアブレーキの整備を進めます。
リアは警告が出ておりましたので、パッドセンサーが摩耗しており、センサーも併せて交換が必要となりました。
また、ローターの摩耗も進んでおりましたので、ローターとセンサーとパッドの3点を交換させていただきました。
交換時には、ただ部品を交換するだけでなく、各部を清掃、給油しながら作業を進めます。
ローターの裏に隠れてしまうバックプレートなども、ローター交換時でないと清掃できませんので、
このタイミングで清掃し、ハブ周りやブレーキパッド周辺などは給油をしながら確実に組付け作業を行います。
こちらのお車の場合、サイドブレーキがメインのブレーキキャリパーと別体となっていますので、
サイドブレーキキャリパーも取り外し、清掃後、組付けを行い、引き代等調整します。
最後にお客様より今付いているナビにスマホの映像をミラーリングしたとのご用命をいただきましたので、
ミラーリングキットを取り付けさせていただきました。
今回取り付けさせていただいたものは、無線で自動接続されるのはもちろん、
動画など音ズレが気になる場合には用途に応じて有線での接続にも対応したものを取り付けさせていただきました。
整備後はブレーキが馴染むまでロードテストを実施。
ブレーキのタッチの違和感や異音がないことを確認しお客様の元へお車をお返しさせていただきました。
この度もご依頼いただき誠にありがとうございました。
ASTON MARTIN V8 Vantage Centenary Edition チェックエンジンランプ点灯 診断・修理になります。
お客様よりメーターに”EMISSION SYSTEM SERVICE REQUIRED”と表示されて、
チェックエンジンランプが点灯しているとのことで、修理のご依頼をいただきました。
※メーターを日本語表示にしている場合”ハイキシステム イジョウ”などと表示されます。
早速アストンマーティン純正テスタにて故障コードの読み取りを行うと、
左バンクの上流O2センサーの異常を示すコードが入力されていました。
純正テスタの機能で、O2センサーの出力電圧の波形を見ることができますので、
波形を確認すると、波形のピッチが荒くO2センサーの反応が悪くなってきていることがわかりました。
※波形は上段から 右バンク上流・右バンク下流・左バンク上流・左バンク下流
お客様へ状況をお伝えし、O2センサーの交換をおすすめさせていただきました。
O2センサーは通常全数交換なのですが、今回波形を確認したところ、
上流センサーの波形が著しく反応が悪かった為、上流のみの交換にてご案内させていただき、
交換作業をさせていただきました。
↑修理前↑
↑修理後↑
O2センサー交換後は波形のピッチが狭まり、正常な波形となりました。
最後にロードテストを行い、コードが再入力しないことを確認。
お客様の元へお車をお返しさせていただきました。
この度はご依頼いただき、誠にありがとうございました。