ARCHIVE-

記事一覧

ASTON MARTIN Virage チェックエンジンランプ 点灯 診断・修理

ASTON MARTIN Virage チェックエンジンランプ 点灯 診断・修理になります。

DSC02360_202112241751307dd.jpg
お客様より、メーター上に「ハイキシステム ハヤイジキニ テンケンヒツヨウ」という表示が出ており、
エンジンのマークの警告灯が点灯しているということで、修理のご依頼をいただきました。

DSC02362_20211224175133462.jpg

DSC02363_202112241751377ec.jpg
早速アストンマーティン純正テスタにて診断を実施。
故障コードとしては右バンク前側の下流O2センサーの不具合というコードが入力していました。
O2センサーの不具合ということで、出力波形を確認すると、該当箇所だけでなく、
全てのO2センサーの値がレスポンスが悪く、良い状態とはいえないことがわかりました。
お客様へ状況をお伝えし、全てのO2センサー(8つ)の交換にてご案内をさせていただきました。

DSC02383_20211224175146873.jpg

DSC02381_20211224175145292.jpg

DSC02384_20211224175148998.jpg

DSC02388_20211224175149c68.jpg

DSC02386_202112241751490af.jpg
お客様より承諾をいただきましたので、O2センサーの交換作業を実施させていただきました。
弊社ではO2センサーやイグニッションコイルなど、アストンマーティンならではの不具合が出やすい部品は、
在庫をするよう心掛けておりますので、本国からの入荷を待つことなく、修理作業が行えることもあります。

O2センサー交換後は、アストンマーティン純正テスターにて改めて波形を確認。
波形は正常となり、ロードテスト後も故障コードリセット後も再入力はありませんでしたので、
修理完了となりました。

DSC02370_20211224175141559.jpg

DSC02372_202112241751418b8.jpg

DSC02373_20211224175142512.jpg

S__93315086.jpg
また、お客様がバッテリーの状態も気になるとのことでしたので、
バッテリーテスターにて状態を診させていただきました。
今回バッテリーは問題ありませんでしたので、状態をお客様へお伝えし、
ご納車までの時間は充電をさせていただき、お客様の元へお車をお返しさせていただきました。

この度もご依頼いただき、誠にありがとうございました。

TVR サガリス メンテナンス(オイル漏れ修理・冷却水漏れ修理・ブロア回らない修理・消耗品交換)

TVR サガリス メンテナンス(オイル漏れ修理・冷却水漏れ修理・ブロア回らない修理・消耗品交換)になります。


お客様より、オイル漏れや冷却水漏れなど、気になる不具合があるとのことで、修理のご依頼をいただきました。

DSC01740.jpg

DSC01741.jpg
オイル漏れ箇所を点検すると、ドライサンプの為のオイルタンクがあり、
オイルタンクとエンジンを繋ぐホースよりオイル漏れを確認しました。
取り付けのネジを増し締めしましたが、改善しませんでしたので、お客様へ状況をお伝えし、
ホースの交換をさせていただくこととなりました。

DSC01732.jpg

DSC01750.jpg

DSC01779.jpg

DSC01780_202112171601286ac.jpg

DSC01782.jpg
本国より純正のオイルホースが届いたので交換をさせていただきました。
交換時には、オイルを抜く必要がありますので、同時にオイルとオイルフィルターを交換させていただきました。
オイルフィルターはインレットマニホールドを取り外しての交換が必要になります。

ホース交換後はオイル漏れは改善され、エンジンオイルも交換させていただきましたので、
滑らかなエンジンフィールのお車となりました。

DSC01198.jpg

DSC01262.jpg
次に冷却水漏れの修理になります。
冷却系統に加圧テスターを取り付け、加圧すると複数個所からの冷却水漏れを確認。
ほとんどはバンドの増し締めなどで漏れは止まったのですが、ヒーターコア周辺からの漏れがありました。
お客様へお伝えし、コーキングにて固定されているヒーターコアハウジングを取り外し確認をさせていただくと、
ヒーターコア本体より漏れがあったため、部品を注文させていただきました。

DSC01696_2021121716012692b.jpg

DSC01705.jpg

DSC01873.jpg

DSC01916.jpg
こちらも本国より純正品が届きましたので、ハウジングからヒーターコアを取り外し交換させていただきました。
ボディーへの取り付けは、耐熱のコーキング剤にて取り付けさせていただき、
見た目も性能も違和感のない仕上がりとなりました。

交換後、加圧テストにて各所漏れがないことを確認し、冷却水漏れの修理完了となりました。

DSC01944_20211217160647c11.jpg

DSC01945.jpg

DSC01946.jpg
エアコンの作動を確認していると、ブロアファンが回っておらず、風が出ない状態になっていましたので、
ブロアファンの診断をさせていただきました。

ブロアファンの電源などをみていると、ファンを制御するモジュールからの出力がなく、
接続部のコネクターを点検すると一部接触不良が発生しておりましたので、
清掃と接点復活剤を塗布。
作業後は、ブロアが確実に作動するようになりました。

DSC01917_2021121716064567c.jpg

DSC01921_20211217160645474.jpg

また、エアコンガスの入れ替えもご要望いただきましたので、TEXAの780Rを使用し、
エアコン配管内部のクリーニングとエアコンガスの充填をさせていただきました。
こちらの機材を使用することにより、エアコン内部の不純物を取り除くことができ、
さらに設定した規定量のガスを充填することができるので、エアコンシステムの負担を減らすことができます。

エアコンは夏だけでなく、冬でも窓の曇り取りなど取り除くのに使用していますので、定期的なメンテナンスがおすすめです。

DSC01253.jpg

DSC01260.jpg

DSC01255.jpg

DSC01259.jpg

DSC01824.jpg

DSC01812.jpg
その他、お客様より、スパークプラグやワイパー、タイヤなどの消耗品の交換や、
ウォッシャーや光軸の手直しをさせていただきました。

DSC01807_20211217160130123.jpg

DSC01808_20211217160124f0d.jpg

DSC01968_20211217160655544.jpg

DSC01967.jpg

DSC01966.jpg

DSC01969.jpg

DSC01809.jpg

S__93274156.jpg

S__93274154.jpg
最後に各部整備箇所を清掃しながら確認。
バッテリーの充電など、各部コンディションを整えお客様の元へお車をお返しさせていただきました。

この度はご依頼いただき誠にありがとうございました。

BMW 320d F31 ブレーキ警告点灯 修理

BMW 320d F31 ブレーキ警告点灯 修理になります。

DSC01769_20211208174428493.jpg
お客様よりブレーキパッド交換時期を知らせるメッセージが表示されているということで、
ブレーキパッドの点検のご依頼をいただきました。

DSC01703.jpg

DSC01711.jpg
ブレーキ周りの点検をさせていただくと、前後共にブレーキパッドの摩耗が進んでおり、
リアパッドは摩耗限度を超えてしまい、ローターに傷が入ってしまっている状態となっていました。

状況をお客様へお伝えし、前後のブレーキパッドとローター、センサーの交換をさせていただくこととなりました。
また、パッドだけでなくローターの交換も必要となり部品代が嵩む為、
お客様と相談し、今回の整備に使用する部品は純正品ではなく社外品を使用することで、
純正品よりも費用を抑えて作業をさせていただきました。
弊社では、純正品だけでなく、各種社外ブランドのお取り扱いもありますので、整備の際はお気軽にご相談ください。

DSC01707.jpg

DSC01728.jpg

DSC01722_20211208174417788.jpg

DSC01718.jpg

DSC01738.jpg

DSC01744.jpg
先ずはフロントブレーキ周りの分解を行っていきます。
リアに比べると摩耗は少ないのですが、ブレーキパッドも少なく、
ローターも耳が出てしまっている状態でした。

組付け時には、バックプレートなど足回りを清掃し、各部給油しながら組付けさせていただきました。

DSC01701.jpg

DSC01712.jpg

DSC01730.jpg

DSC01725.jpg

DSC01724.jpg

DSC01736.jpg
リアも同様にブレーキローターとパッドを交換していきます。
リアはサイドブレーキがインナードラムのタイプとなっておりますので、
サイドブレーキ周りの清掃と給油も行い組付けさせていただきました。

DSC01764.jpg

DSC01773.jpg

S__93175837.jpg
最後に前後のブレーキパッドセンサーを新品へ交換。
ブレーキパッド交換時期を知らせる距離をリセットし、ロードテストにて異音などないことを確認し、
お客様の元へお車をお返しさせていただきました。

この度はご依頼いただき誠にありがとうございました。

ASTON MARTIN V12 Vantage 12ヵ月点検・ドアロック不具合修理・ブレーキ鳴き修理

ASTON MARTIN V12 Vantage 12ヵ月点検・ドアロック不具合修理・ブレーキ鳴き修理になります。


先ずは各部機能チェックを実施。
灯火廻りやエアコン、ワイパーなど、普段お客様がお使いになる機能が正常に作動することを確認します。
また、アストンマーティン純正テスタにて各モジュール内のコード入力の履歴をチェックし、
車両に異常がないことを点検します。

DSC01821.jpg

DSC01822.jpg

DSC01825.jpg

DSC01826.jpg
お客様より、ドアロックをしてもロックできない時があると伺っておりましたので、
入庫前に、ドアラッチとドアロックメカニズムを手配させていただき、交換をさせていただきました。
交換時には、ただ取り外し組みなおすだけでなく、ウィンドウレギュレーターの給油や、
窓ガラスの普段掃除できない箇所の清掃をしながら組付けさせていただきました。

組付け後はロックは正常に作動し、不具合は解消されました。

DB9やVantageは、ドアロックの音がしていても、動きが悪くなりきちんとロックできないことがありますので、
ドアロックの不具合などございましたら、お気軽にスタッフまでご相談ください。

DSC01831_2021120318140933f.jpg

DSC01830.jpg

DSC01791_202112031814188b2.jpg

DSC01802_202112031813394a3.jpg
制動時、ブレーキ鳴きがするとのことで、鳴き止めのご依頼をいただきました。
ロードテストを行うと、フロントよりブレーキ鳴きを確認しましたので、フロントブレーキを分解し鳴き止めを施工。
主にブレーキパッドに鳴き止めの処置を施し鳴き止めを実施しましたが、入庫時より小さくなったものの、
多少鳴きが残ってしまいました。
その後も、できる限りの処置を施しましたが、ブレーキ鳴きの原因はカーボンセラミックローターと判明し、
今回は、ローターを交換せずに、できる限りの処置にて対応させていただきました。
処置後はオーナー様からも入庫時より音が小さくなったと喜んでいただけました。

今回の様に、ブレーキ鳴きは完全にとまらない場合もあるのですが(特にカーボンローターの場合)
まったく鳴らなくなる、または音が小さくなったり頻度が減るなど改善することができますので、
ブレーキ鳴きが気になるなどありましたらお気軽にご相談ください。

DSC01804_202112031813525c8.jpg

DSC01785_20211203181413901.jpg

DSC01792_20211203181333b71.jpg

DSC01798_202112031813378c8.jpg

DSC01788_20211203181327c19.jpg
お客様より、エンジンオイルの銘柄指定にてオイル交換のご依頼をいただきましたので、
指定銘柄のMobil1をご用意し交換をさせていただきました。
弊社では、事前にお知らせいただければ、お客様お好みのオイルをご用意し交換させていただけますので、
お気軽のお申しつけ下さい。
また、アストンマーティンのオイル交換時に必要な消耗品は全て純正部品にて、
交換をさせていただいておりますので、安心してご依頼下さい。

DSC01852.jpg

DSC01820.jpg

DSC01858.jpg

DSC01828.jpg

S__93143047.jpg
その他、エアコンフィルターやワイパーなどの消耗品を交換。
メーター上に点検時期を知らせるサービスインターバルをリセット。
バッテリーの充電などお車のコンディションを整え、お客様の元へお車をお返しさせていただきました。

この度もご依頼いただき、誠にありがとうございました。